縄文杉

縄文杉

樹齢7200年の巨木『縄文杉』を観に行く

■ 見所・魅力:前半

まずはスタートから2時間近く歩くトロッコ電車の線路の道のり。映画『スタンド・バイ・ミー』を彷彿させるその道を夜明けと共に歩くのは、なんとも言えないワクワクした気持ちになります。川に架かる橋は、枕木の隙間から下を見下ろすことができるちょっとしたアトラクション。鹿の親子に遭遇することもあります。

■ 見所・魅力:後半

トロッコ道の終点が見えるといよいよ、森の中へと入っていきます。原生林が立ち並ぶその森は、他の山で見る風景とは明らかに違い、神秘に満ちたものでした。ここからは道も急になるので、ゆっくりと周りの風景を楽しみながら歩くと良いでしょう。『翁杉』、『ウェルソンの切り株』、『大王杉』などなど名前の付いている屋久杉だけではなく、名もない杉にも圧倒されます。そして4時間以上を掛けてやっと辿り着くことができる『縄文杉』。本や映像では決して伝えることのできない迫力、感動は、ご自身の眼・体で体感してください。

■ 道のりは往復9時間

私は、縄文杉を見に行く為には往復9時間の道のりを歩く必要があると、屋久島について調べていくうちに知りました。果たして9時間も歩くことができるのだろうかと不安に思う気持ちと、なんとかなるだろうと思う気持ちは、後者の気持ちが勝ち、縄文杉を見に行くことに決めました。結果は8時間半で帰ってきました。ゆっくり自分ペースで歩けば大丈夫です。

縄文杉

登山道入口 夫婦杉 ウィルソン株

■ ガイドは必要?

お金に余裕があるのであればガイドを付ける方が良いと思います。安全だし、その場所についての情報なども聞けるので。私はお金にそれほどの余裕もなかったこと、それから他の人に気遣うような思いをせずに一人旅を満喫したいという想いが強かったこともあり、ガイドを付けずに一人で歩きました。その分、登山靴やレインウェア、ライトなどの装備は万全にしておきました。特に靴は重要だと思います。途中で足を挫いたら帰りの数時間はとても辛いものになりますので・・・。

■ 帰り道4時間、同じ道って退屈?

同じ道を4時間近く歩くって退屈なのでは?なんて、旅行出発前は考えていたのですが、いざ実際に帰り道を歩くと、森を去るのが名残惜しくて、少しでも周りの風景を見ておこう、この気持ちを覚えておこうなどと考えて歩いていると、あっという間に着いてしまいます。駐車場に着くと達成感と別れの寂しさで複雑な気持ちになります。


■ 事前に準備しておく物

トレッキングシューズ

私が一番重要だと思うものが、この『トレッキングシューズ』です。軽くて足首までしっかりとホールドするタイプを選びましょう。後半の森の中は足場が悪いところも多く、特に帰り道では足を挫く恐れがあります。トレッキングシューズが足首を守ってくれることは、気持ちの面でも安心して歩くことができるので疲れません。事前に履き慣らしておくことを忘れずに。

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トレッキングシューズ

リュック

防水タイプがベストです。私のリュックは防水性がなかったので中身はぐっしょりでした。そんな場合には中身をビニール袋に入れるなどしておけば問題ありません。

レインウェア

屋久島はとても雨の多い場所です。山は特に天気が急変することも想定されるので、必ずレインウェアを持って行きましょう。汗もかくので通気性のよい『ゴアテックス素材』のものがベストです。私のレインウェアは安物だったので、自分の汗でびしょびしょでした。

着替え、タオル

上記の理由から、着替え、タオルがあると良いです。縄文杉近くの山小屋で食事をとる際に、着替えられればその時間がとても幸せなものになると思います。

ライト(頭に着けるタイプがベスト)

朝早くにスタートするとき周囲は薄暗いので、ライトがあると良いです。また、遅い時間からスタートする人は万が一何かあった場合、日が落ちると暗闇で歩けなくなりますので、必ず準備しておきましょう。

水筒(1リットル程度)

あまり量が多いと持っていくのが大変なので、1リットルぐらいがベストだと思います。

食事

朝4時からやっているお弁当屋さんがあるので、そこで朝ごはんとお弁当を買っていきましょう。前日に予約が必要ですので忘れずに。

杖(ストック)

必須ではないですが、トロッコ道も後半の森の中も足場が悪くバランスを崩すこともしばしば。杖があると疲れが軽減されます。折りたたみ式の丈夫なものがお勧めです。

ガイドブック

歩いているうちに色々な屋久杉に巡り会い、そんなときに開きたくなります。また、今どのあたりまで来たのかを知る為にも、持っておく必要があります。道はほとんど一本道なので順路を外さなければ迷うことはないと思います。好奇心で順路を外れて森に入ることは絶対にやめましょう。

おすすめの本

これだけ揃っていれば完璧。後は登山道の入り口に『登山届け』が設置してあるので、しっかりと記入してからスタートしましょう。

翁杉
縄文杉までの森の風景